癇癪がひどい…。
その行動の奥にある「理由」を見てみる
「ちょっとしたことで大泣きする」
「気に入らないと手がつけられない」
「外でも急に爆発してしまう」
子どもの癇癪に悩み、
毎日ヘトヘトになっている親御さんも
少なくありません。
周りの目が気になったり、
「育て方が悪いのかな…」
と自分を責めてしまうことも
あるかもしれません。
でも、
まず知ってほしいのは、
癇癪は
“わがまま”だけで起きているとは限らない
ということです。
癇癪は「困らせたい」わけではない
癇癪というと、
「感情のコントロールができない」
というイメージを持たれやすいですが、
実はその背景には、
子ども自身の
“いっぱいいっぱい” が隠れていることもあります。
たとえば、
- うまく言葉にできない
- 頭の中が混乱している
- 疲れている
- 刺激が多すぎる
- 不安が強い
- 切り替えが難しい
- 身体が緊張している
こうした状態が続くと、
感情があふれるように
爆発してしまうことがあります。
つまり、
癇癪は、
「困った行動」
というより、
“助けて” のサインになっていることも
あるのです。
「ダメ!」だけではうまくいかない
もちろん、
危険な行動を止めることは大切です。
でも、
癇癪が起きるたびに
「なんでそんなことするの!」
「いい加減にして!」
と、イライラしてしまうことも
あると思います。
どう対応したらいいのかわからず、
やるせない気持ちでいっぱいに
なってしまうこともあるかもしれません。
毎日向き合っている親御さんほど、
苦しくなってしまうこともあります。
でも実は、
癇癪を起こしている子ども自身も、
同じように苦しんでいることがあります。
本人も、
どうしたらいいのかわからない。
気持ちをうまく整理できない。
苦しいけれど、
言葉にできない。
だからこそ、
あふれたエネルギーが、
癇癪という形で出ていることもあるのです。
まずは、
「今、この子は何を伝えたいんだろう?」
そんな視点で、
癇癪の奥にある背景を見ていくことが、
とても大切なのだと思います。
癇癪が起きやすい子には
“余裕の少なさ” が隠れていることも
子どもは、
身体や脳に余裕がなくなると、
感情のコントロールが難しくなることがあります。
たとえば、
- 睡眠不足
- 空腹
- 疲労
- 刺激の多い環境
- 我慢の積み重ね
- 不安や緊張
こうしたものが重なることで、
小さなきっかけでも
爆発しやすくなることがあります。
特に、
外で頑張りすぎている子ほど、
家で爆発することもあります。
それは、
「家なら安心して出せる」
という側面もあるのかもしれません。
家庭でできることがある
癇癪をゼロにしようとすると、
親も苦しくなってしまいます。
だからこそ、
まずは
“爆発しにくい土台”
を整えていく視点も大切です。
たとえば、
- 睡眠時間を見直す
- 空腹時間を長くしすぎない
- 刺激を減らす
- 予定を詰め込みすぎない
- 身体をしっかり動かす
- 「できた」を増やす
- 安心できる時間をつくる
こうした積み重ねが、
子どもの余裕につながることもあります。
すぐに大きく変わるわけではなくても、
毎日の環境は、
少しずつ子どもに影響していきます。
癇癪を起こしている子は「困った子」ではなく、
「困っている子」かもしれません
癇癪が続くと、
親も本当に疲れてしまいます。
何をしてもダメに感じたり、
先が見えなくなることもあります。
でも、
子ども自身も、
好きでそうなっているわけではないのかもしれません。
本人も、
どうしたらいいのかわからない。
うまく伝えられない。
その苦しさやもどかしさが、
癇癪という形で出ていることもあります。
だからこそ、
行動だけを見るのではなく、
“なぜそうなっているのか”
という視点を持つことが、
とても大切なのです。
まとめ
癇癪は、
単なるわがままではなく、
身体や心の余裕のなさ、
うまく伝えられない苦しさ、
環境からの影響など、
さまざまな背景が関わっていることがあります。
だからこそ、
「どう止めるか」だけではなく、
- なぜ起きているのか
- 何が負担になっているのか
- 家でできることはないか
そんな視点で見ていくことも大切です。
子どもを責めるのではなく、
親自身を責めることでもなく、
まずは理解しようとするところから。
そこから見えてくるものが、
きっとあるはずです。
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